北条ワインの「北条」が使えなくなる!?

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赤いりぼんではまもなく10月中旬でバーベキュープランが終了。
これからは洋食プランがメインになります。

夕食が洋食になると、ドリンク類で注文が増えるのがワイン(特に赤ワインが多い)。
赤いりぼんでは地元鳥取県北栄町(北条町)産の北条ワインを提供しています。

北条ワイン

この北条ワインですが「美味しい!」「飲みやすい!」ととても評判がいいです。

北栄町(北条町)?どこかで聞いたことがある?

と思われる方もおられると思います。

そう、テレビアニメ、名探偵コナンで有名な青山剛昌さんのふるさとです。

さてその北条ワインですがあつ数年で飲めなくなるかもしれません。

こんにちは。大山で小さな宿を営むペンション赤いりぼんオーナー(2代目)です。

さて今日のblog北条ワインの「北条」が使えなくなる!?」

北条ワインの「北条」が使えなくなる!?

ワイン・お酒

100年以上の歴史をもつ鳥取県北栄町(旧北条町)の北条ぶどう。生産者の高齢化や後継者、担い手不足により年々生産量・面積を落としている。

このような状況の中、西日本で一番歴史のある「北条ワイン醸造所」も苦境に立たされてる。H28.10.21に発生した鳥取県中部地震で醸造中のワインの大半を失った。その上H30.10.30国税庁の通達により「ワインのラベル表示ルール変更」があった。

その主な内容は以下の通り

ワインルール表示変更(地名をつける場合)

〇その地域のぶどうを85%以上使用する。
〇醸造地がぶどうの産地内にある。

以上の二つが条件とされたため、近隣の協力農家も減少しているなか「地域のぶどうの85%」の達成は困難となり、今ある在庫、2022年販売分で「北条」の地名表示ができなくなる。

正直これは困った。鳥取県で地元産のワインってあまり聞いた事がない。
お隣島根県産の島根ワインはありるが・・・。

高齢化・人手不足・農業の後継者不足がこんな所にも影響してきています。


ペンション赤いりぼんオーナー(2代目)

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