お知らせ
只今大山は紅葉真っ盛り！
昨日今日と沢山の方が大山の紅葉を楽しまれています。
こんにちは。ペンション赤いりぼんオーナー(2代目)です。
ほんの3週間ほど前、10月の3連休は台風の影響でエアコン(冷房)を使用していたのが嘘のような朝晩の冷え込みです。
さて今日のblogは「なぜ宿は送迎を辞める(廃止する)のか？」
※赤いりぼんはスキー場への送迎は続けています(2018年現在)
なぜ宿は送迎(無料送迎)を辞める(廃止する)のか？
昨日のblogで
「もはや大山は公共交通機関を利用して行く所ではない！路線バス減便；」との記事を書きました。
では今日のblogでは「なぜ宿は送迎を辞める(廃止する)のか？」
私が思うことを書きたいと思います。
※赤いりぼんはスキー場への送迎は続けています(2018年現在)
大山(大山寺・大山あけまのもりペンション村)はJRの駅からは離れています。
赤いりぼんのある大山町あけまの森がJR大山口駅から約10キロ。
大山寺にいたっては17キロ前後は距離が離れていると思います。
っと言うことはJRで大山に起こられた場合、駅から別の交通手段で宿や大山寺周辺に向かうことになります。
しかし昨日のblogにも書きましたが、「バスはもはや無いに等しい」のが現状です。
JR大山口駅にはタクシーもおりません。
JR米子駅にはタクシーはおりますが、米子駅から大山までタクシーとなるとかなりの費用がかかります。
となると最寄の駅から宿の車での送迎。
ただ最近は送迎を行っていない宿(以前はしていたが辞めた宿も含む)がかなり増えました。
「なぜ宿は送迎を辞める(廃止する)のか？」
以下の事が考えられます。
送迎車(車)が高い！
送迎用の車となるとある程度人が沢山乗れる車を準備する必要があります。
乗用車で言うと、6人～8人位が楽に乗れる車。出来れば2列目3列目も乗りやすい車(いわゆる3ナンバー車)。3ナンバー車となると・・・車両価格が高い！バブル崩壊後から物の値段は殆ど変わっていないといわれているが、車に関しては例外。安全装置の充実もあるが車両価格が上がり続けている。
送迎車の維持費が高い
維持費がべらぼうに高い。日本の自動車所有にかかる税金は(世界一高いと言われている)。
送迎車となると車体が大きいので燃費が悪い。
その上、おきゃくさんを乗せるとなると保険料が高い！。
送迎利用者が少ない
そもそも旅行に車でこられる方が多いので、送迎利用の方が少ない。
※最近は年配の方の旅行や免許を持たない若者が増えてきたので以前よりは需要はあると思うが。
宿側の人手不足
人手不足の昨今、送迎にスタッフをまわす余裕が無い。送迎専用のスタッフを雇う余裕も無い。
送迎料金をもらえない
送迎は基本無料です。送迎料金をもらうと「白タク」になり違法です。
ガソリン代高騰の中で中々無料送迎を続けて行くのは負担が大きすぎる。
万一の時のリスクが高い
無料送迎ですが、万一事故にあった場合のリスクは当たり前にある。
勿論保険はしっかり変えてあります。
しかし「無料で送迎してリスクを負う」、そんな割に合わない事をワザワザしない。
オーナーの高齢化
うちの用な小さな宿ではオーナーが送迎をしているところが多いです。
そのオーナーが高齢化し、だんだん運転に自信が無くなる。
ましてやお客さんを乗せるとなると・・・；。
大山は冬の間、積雪・凍結等で一段とリスクが高くなる！
国の豪雪地帯に指定されている大山。冬場は雪道・凍結した道。
坂もきつく、リスク倍増です。
「なぜ宿は送迎を辞める(廃止する)のか？」
大体、私が思い浮かんだのは以上です※あくまで私の個人的意見です。
赤いりぼんは送迎はやっているの？
え－っと、基本冬場、スキー場(大山博労座駐車場)と森の国(フィールドアスレチック)までの送迎はしております。※2018年10月現在。
※スキー場までの送迎はスキープランでお申込みの方のみ。
ただ、わがやの送迎車デリカスペースギアは長野オリンピックのさなかに購入しました。
えぇ・・・
すでに購入より20年の歳月が過ぎています。
もはや「骨董品」の部類にはいりそうな年月です。^_^;
いつまで続けてゆけるかは分かりません。
今のデリカスペーギアが駄目になったら・・・送迎は廃止するかもしれません。
どうせ車買うのなら、好きな車が欲しいなぁ～！！
ペンション赤いりぼんオーナー(2代目)
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