OTA経由宿泊予約の平均キャンセル率は40％！という衝撃の指数が！！

お知らせ

5/18　コテージ・ペンション空室あり。

こんにちは。大山で小さな宿を営むペンション赤いりぼんオーナー(2代目)です。

今日のblogは宿泊業界にとってはとても重要な問題。

「OTA経由予約の平均キャンセル率は40％！という衝撃の指数が！！」

OTA経由予約の平均キャンセル率は40％！という衝撃の指数が！！

世界大手ホテルチェーンのグループ傘下の調査で、OTA（オンライン旅行会社）の平均キャンセル率は40％、という衝撃の指数が発表された。

例えば10組の予約があると、40％の4組はキャンセルになる。

特にオンライン旅行会社（OTA）を通じた予約のキャンセル率が高い。
また海外OTA契約の予約は70％にせまるとの衝撃指数が発表された。

インバウンド客の増加も要因の一部ではあるが、国内OTAに関しては殆どが日本人。
日本人客でも非常識な予約があり、今までの性善説に基づいた予約スキームだと、チャンスロスどころか大損害になりかねない。

当ペンションでも大問題！

これは当ペンションでも非常に頭を悩ませている問題。
今年のゴールデンウィークは10連休と言う事もあり、昨年末から電話での問い合わせが増え始めた。因みにこの段階ではまだ受付を開始しておらず、父の代からの常連さん以外はお断りした。
ただあまりにも問い合わせが多いので、例年は2月に入ってからゴールデンウィークの受付を開始するところを、1月中旬より開始した。開始すると物凄い勢いで予約が入り、1月末の段階では9割方予約でうまった。

ただ、この段階で不審な予約が複数件あった。
例えば、同一人物による5月1日と4日の予約。同一人物による5月1日から4日まで「1泊の予約を4回」等。
でそれらの予約は何れもキャンセルになった。

いや正確に言うと、不自然な予約に関してはこちらから電話やメールで、当ペンション予約の際の注意事項に「日程・人数は確定したから予約して下さい」っと記載しておりますが、現在予約いただいている内容は間違いないか？との連絡を入れたところ、全てがキャンセルになった(苦笑い)

昔と違い電話でお互いが声を聞きながら予約をする場合は、悪質な予約はなかなか出来なかった(中にはする人もいたが)が現在は、パソコンやスマホで簡単に予約が出来る時代。

宿泊施設側もしっかりと防御策を講じる必要があると思う。

※参考資料　https://airstair.jp/study-cancelation-rate/
http://www.ryoko-net.co.jp/?p=38300

ペンション赤いりぼんオーナー(2代目)